投資信託バックテストのやり方を画面で解説|個別銘柄・アセットクラス対応

「この投資信託、過去に積立投資していたらどうなっていたんだろう?」Fund Labのバックテストツールなら、860本の投資信託の過去実績を無料で検証できます。この記事では、実際の画面を使って操作手順を一つひとつ丁寧に解説します。

バックテストとは

バックテストとは、過去の実際の価格データを使って「もしあの時から積み立てていたら今いくらになっていたか」を数値で確認する手法です。

たとえば「全世界株式に毎月3万円を5年間積み立てていたら?」「株式70%・ゴールド30%のポートフォリオはどうだった?」といった検証を、実際のデータに基づいて行えます。

Fund Labでは860本の投資信託に対応しており、個別銘柄モードアセットクラスモードの2通りの使い方があります。

個別銘柄モードの使い方

📊 個別銘柄モード

eMAXIS SlimやSBI・楽天などの具体的なファンドを選んでバックテストできます。最大5本まで組み合わせ可能です。

  1. ① 初期投資額と積立額を入力する 初期投資額・積立額の入力欄(赤枠)

    ▲ 赤枠の2つが必須入力です

    • 初期投資額(円):最初に一括で投資する金額。積立のみの場合は 0 でOKです
    • 毎月の積立額(円):毎月追加で投資する金額。積立なしの場合は 0 でOKです
    開始時期・ベンチマークは設定しなくてOK
    投資開始時期は空欄にすると「利用可能な最も古い日付」から自動で開始します。ベンチマーク(比較対象)も任意です。まずはこの2項目はそのままでOKです。
  2. ② 「個別銘柄」タブをクリックする 個別銘柄タブとよく使われるファンドボタン(赤枠)

    ▲ タブとよく使われるファンドボタンが赤枠です

    ページを開いたときのデフォルトは「アセットクラス」タブです。個別銘柄を使う場合は、右側の「個別銘柄」タブをクリックして切り替えてください。

    💡 「よく使われるファンド」ボタンが超便利!
    個別銘柄タブに切り替えると、「よく使われるファンド」エリアにオルカン・S&P500・NASDAQ100・TOPIX・日経平均・純金のボタンが表示されます。クリックするだけで対応するファンドが入力欄に自動セットされます。よく使われるファンドから選ぶ場合は、次のステップ③は不要です。
  3. ③ ファンドを検索して選ぶ ファンド検索ボックス(赤枠)

    ▲ 検索ボックスにファンド名を入力すると候補が表示されます

    検索ボックスにファンド名(例:「オルカン」「S&P500」「NASDAQ」など)を入力すると候補が絞り込まれます。カテゴリタブ(eMAXIS Slim・SBI・楽天・iFreeなど)でしぼることもできます。

    • ファンドは最大5本まで追加可能(「+ ファンドを追加」ボタン)
    • 不要なファンドは「削除」ボタンで取り除けます
  4. ④ 各ファンドの配分(%)を入力する

    各ファンドの右側にある%入力欄に、ポートフォリオ内の配分比率を入力します。合計が100%になるように調整してください。ファンドが1本だけの場合は100と入力してOKです。

    配分の合計が100%でないと「バックテスト実行」ボタンを押したときにエラーが表示されます。画面下に「合計: ○%(100%に調整してください)」と表示されるので、それを参考に調整してください。
  5. ⑤ 「バックテスト実行」を押す バックテスト実行ボタン(赤枠)

    ▲ 青いボタンを押すと計算が始まります

    ボタンを押すと確認ダイアログが表示されます。内容を確認してOKを押すと計算が開始され、結果が自動でスクロール表示されます。

アセットクラスモードの使い方

🌐 アセットクラスモード

「株式と債券を組み合わせたらどうなるか」「ゴールドを加えるとリスクはどう変わるか」など、資産クラス単位でポートフォリオを試したい場合に使います。

  1. ① 初期投資額と積立額を入力する

    個別銘柄モードと同じです。初期投資額と毎月の積立額を入力してください。

  2. ② 「アセットクラス」タブのままアセットを選ぶ アセットクラスタブとアセットグリッド(赤枠)

    ▲ ページを開くとデフォルトでアセットクラスタブが選ばれています

    ページを開いたときのデフォルトがこのモードです。以下の11種類から1〜5つを選択できます。

    アセットクラス主な特徴
    🌐 全世界株式世界全体の株式に分散投資
    🇺🇸 米国株式米国株式市場全体に連動
    🌍 先進国株式日本を除く先進国の株式
    🌱 新興国株式中国・インドなど新興国の株式
    🗾 国内株式日本の株式市場に連動
    📋 国内債券日本国債など安定資産
    🌐 先進国債券先進国の国債・社債
    🏢 国内REIT日本の不動産投資信託
    🏢 先進国REIT先進国の不動産投資信託
    🥇 ゴールド金(貴金属)への投資
    💡 NASDAQ100米国ナスダック100指数に連動

    クリックで選択(もう一度クリックで解除)。選んだアセットクラスの配分%入力欄が下に表示されます。

  3. ③ 配分(%)を入力して「バックテスト実行」を押す

    各アセットクラスの配分を入力し(合計100%)、「バックテスト実行」を押すと結果が表示されます。

💡 個別銘柄 vs アセットクラス、どちらを使う?
  • 個別銘柄:購入予定のファンドを直接検証したい場合
  • アセットクラス:「株式と債券の比率はどうするか」など大まかな方針を決めたい場合

バックテスト結果の読み方

バックテストを実行すると、以下の指標が表示されます。

指標意味
総リターン投資期間全体でどれだけ増えたか(%)
年率リターン(CAGR)1年あたりの平均的なリターン
ボラティリティ値動きの大きさ。大きいほどリスクが高い
シャープレシオリスクに対してどれだけ効率的にリターンを得たか。高いほど優秀
最大ドローダウン最高値からの最大下落幅。暴落耐性の目安
シャープレシオを重視しましょう
年率リターンが高くてもリスクが大きければ実際には続けにくいです。リターンとリスクのバランスを示すシャープレシオが高いファンド・ポートフォリオほど、効率的な投資と言えます。一般に0.5以上で合格、1.0以上で優秀とされます。

バックテストの注意点

バックテスト結果はあくまで過去データに基づく試算です。将来の運用成果を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
  • 過去の実績は将来を保証しない:市場環境は常に変化します。過去10年好調だったファンドが今後も同じとは限りません
  • 期間に注意:コロナショック直後など特定時点から計測すると結果が偏ります。できるだけ長い期間で検証しましょう
  • 信託報酬は反映済み:基準価額に信託報酬が含まれているため、バックテスト結果にも反映されています

よくある質問

Q. 個別銘柄とアセットクラス、どちらを使えばいいですか?

特定のファンドを検証したいなら個別銘柄モード、「株式と債券の配分はどう決めるか」といった大まかな方針を検証したいならアセットクラスモードが向いています。両方試してみることをおすすめします。

Q. アセットクラスは1つだけ選んでも使えますか?

はい、1つだけ選んでバックテストすることもできます。たとえば「全世界株式だけに投資し続けた場合」の過去実績も確認できます。

Q. 配分の合計が100%にならないと実行できませんか?

はい、配分の合計が100%でないとバックテストを実行できません。複数のファンドやアセットクラスを選んだ場合は、合計が100になるよう調整してください。

Q. バックテスト後に他のツールで続けて分析できますか?

できます。バックテスト結果の下に「最適化で試す →」「モンテカルロで試す →」ボタンが表示されます。クリックすると同じポートフォリオ設定を引き継いで他のツールに移動できます。

さっそくバックテストを試してみる

860本の投資信託に対応。無料で今すぐ実行できます。

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