本ページに掲載されているリターン・ボラティリティ・最大ドローダウン・シャープレシオの数値は、FundLabが保有する限られた期間のデータをもとに算出したものです。過去のデータに基づく参考情報であり、将来の運用成果を保証するものではありません。投資に関するすべての決定はお客様ご自身の責任において行ってください。投資を検討される際は、ファイナンシャルアドバイザーまたは資格を持つ金融サービス提供者へのご相談をお勧めします。
中リスクポートフォリオとは
このページで「中リスク」と呼ぶのは、年率リターン13〜16%、最大ドローダウン6〜14%程度の範囲です(いずれも過去データ)。全世界株式(オールカントリー)やS&P500がこの帯域に位置します。
中リスク帯の特徴は、長期的な資産成長を狙いつつ、暴落時にも回復しやすい水準であることです。インデックス投資の王道として、NISAのつみたて投資枠に適したファンドが揃っています。
パターン③:シンプル中リスク(オールカントリー100%)
全世界約50カ国・3,000銘柄以上に分散投資できるeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)1本のポートフォリオがあります。信託報酬も業界最低水準クラスです。
以下はオールカントリーとS&P500(米国株式)のバックテスト比較です。
▶ FundLabで実際に試してみる → fundlab.jp/backtest
| 指標 | オールカントリー100% | S&P500 100%(参考) |
|---|---|---|
| 年率リターン(CAGR) | 13.89% | 15.80% |
| ボラティリティ | 14.44% | 15.83% |
| 最大ドローダウン | 9.53% | 13.57% |
| シャープレシオ | 1.42 | 1.49 |
※FundLabのバックテスト結果。初期投資100万円+月5万円積立。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)とeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を比較。
S&P500はリターンが高い一方、最大ドローダウン(-13.57%)がオールカントリー(-9.53%)より大きくなりました。「コロナショックやインフレ局面でどのくらい下がるのか」を過去データで確認できます。
パターン④:中リスク分散(オルカン60%・NASDAQ100 20%・ゴールド20%)
オルカン60%にNASDAQ100 20%とゴールド20%を組み合わせたポートフォリオの過去データです。NASDAQ100を加えることでテクノロジー株の成長を取り込み、ゴールド20%でドローダウンを抑える構成です。
▶ FundLabで実際に試してみる → fundlab.jp/backtest
| 指標 | オルカン60%+NASDAQ100 20%+ゴールド20% |
|---|---|
| 年率リターン(CAGR) | 14.28% |
| ボラティリティ | 13.03% |
| 最大ドローダウン | 6.24% |
| シャープレシオ | 1.57 |
※FundLabのバックテスト結果。2020年08月〜2025年09月。初期投資100万円+月5万円積立。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)+ iFreeNEXT NASDAQ100インデックス + iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)。
注目すべきはリターン(14.28%)よりもドローダウンの小ささです。オールカントリー100%の最大ドローダウン9.53%に対して、このパターンは6.24%と大幅に抑えられています。シャープレシオも1.42→1.57に改善しました。過去データではリターンをほぼ維持しながらリスクを抑えた組み合わせです。
パターン⑤:中高リスク分散(S&P500 50%・NASDAQ100 30%・ゴールド20%)
S&P500とNASDAQ100を組み合わせ、ゴールド20%を加えたポートフォリオの過去データです。S&P500とNASDAQ100はどちらも米国株中心ですが、NASDAQ100はより高成長・高ボラティリティのテクノロジー寄りの指数です。ゴールドで全体のボラティリティを緩和する構成です。
▶ FundLabで実際に試してみる → fundlab.jp/backtest
| 指標 | S&P500 50%+NASDAQ100 30%+ゴールド20% |
|---|---|
| 年率リターン(CAGR) | 15.32% |
| ボラティリティ | 14.63% |
| 最大ドローダウン | 8.95% |
| シャープレシオ | 1.50 |
※FundLabのバックテスト結果。2020年08月〜2025年09月。初期投資100万円+月5万円積立。eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)+ iFreeNEXT NASDAQ100インデックス + iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)。
リターン(15.32%)はこのページで比較した中で最も高く、最大ドローダウン(8.95%)もS&P500単体(13.57%)より大幅に改善しました。ただし米国株2本の組み合わせのため、米国市場全体が下落する局面では同時に影響を受けやすい点は考慮が必要です。
全パターンの比較まとめ
| ポートフォリオ | CAGR | 最大DD | シャープ | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ③オールカントリー100% | 13.89% | 9.53% | 1.42 | シンプル・低コスト |
| ④オルカン60%+NASDAQ100 20%+金20% | 14.28% | 6.24% | 1.57 | 低ドローダウン |
| ⑤S&P500 50%+NASDAQ100 30%+金20% | 15.32% | 8.95% | 1.50 | 米国集中・高リターン |
| S&P500 100%(参考) | 15.80% | 13.57% | 1.49 | 米国集中リスクあり |
オールカントリー1本(③)はシンプルさと低コストが特徴です。パターン④はリターンをほぼ維持しながら最大ドローダウンを6.24%に抑えており、シャープレシオが最も高い結果でした。パターン⑤は最もリターンが高い一方、米国株2本の組み合わせのため米国市場全体の影響を受けやすい構成です。
FundLabのバックテストで利用できるファンド
| 資産クラス | ファンド名 | 信託報酬 |
|---|---|---|
| 全世界株式(オルカン) | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 0.05775% |
| 米国株式(S&P500) | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.08140% |
| NASDAQ100 | iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | 0.2035% |
| ゴールド | iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし) | 0.5085% |
※信託報酬は2026年2月時点の情報です。最新情報は各運用会社のサイトでご確認ください。
FundLabで自分に合った比率を試してみる
このページで紹介したポートフォリオをFundLabのバックテストで再現・カスタマイズできます。NASDAQ100の比率を変えたり、ゴールドを増減したり、自分のリスク許容度に合った組み合わせを探してみましょう。今回はNASDAQ100を20%で検証しましたが、30%・10%にするとどう変わるかご自身で試してみてください。
よくある質問
オールカントリーとS&P500は何が違いますか?
投資対象の範囲が主な違いです。S&P500は米国大型株500社に絞り、オールカントリーは米国に加えて先進国・新興国も含む約3,000社に分散します。過去データではS&P500のほうがリターンは高い一方、最大ドローダウンもやや大きい結果でした。リターン重視か地域分散重視かで判断が変わります。
NASDAQ100をポートフォリオに加えるメリットは何ですか?
NASDAQ100はApple・Microsoft・NVIDIAなどのテクノロジー大型株中心の指数で、過去の成長率は高い一方ボラティリティも大きい特性があります。オールカントリーや金と組み合わせることで、高成長のエクスポージャーを取りながら全体のリスクを緩和する効果が期待できます。
ゴールド(金)をポートフォリオに入れる意味はありますか?
ゴールドは株式・債券との相関が低い資産であるため、ポートフォリオに加えることで分散効果が高まります。特に株式市場が不安定な局面でのクッション役として期待されます。このページのバックテストでもゴールドを20%組み入れたパターン④⑤はオールカントリー100%と比べて最大ドローダウンが小さい結果でした。
NISA口座でNASDAQ100やゴールドのファンドは買えますか?
iFreeNEXT NASDAQ100インデックスはNISA成長投資枠で購入可能ですが、つみたて投資枠の対象外です。つみたて投資枠でNASDAQ100に投資したい場合は、ニッセイNASDAQ100インデックスファンド等つみたて投資枠対応のファンドをご確認ください。iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンドもNISA成長投資枠対応ですが、つみたて投資枠の対象外です。詳細は各証券会社のサイトでご確認ください。