本ページに掲載されているリターン・ボラティリティ・最大ドローダウン・シャープレシオの数値は、FundLabが保有する限られた期間のデータをもとに算出したものです。過去のデータに基づく参考情報であり、将来の運用成果を保証するものではありません。各パターンのテスト期間はファンドの設定日により異なります。投資に関するすべての決定はお客様ご自身の責任において行ってください。投資を検討される際は、ファイナンシャルアドバイザーまたは資格を持つ金融サービス提供者へのご相談をお勧めします。
全8パターン一覧比較
| パターン | 構成 | CAGR | 最大DD | シャープ |
|---|---|---|---|---|
| 8資産均等型 | バランスファンド1本 | 7.06% | 2.79% | 1.19 |
| ①超低リスク | 先進国債券60%+オルカン40% | 8.47% | 4.79% | 1.34 |
| ②低リスク | 先進国債券40%+オルカン50%+金10% | 11.26% | 4.63% | 1.64 |
| ③シンプル中リスク | オルカン100% | 13.89% | 9.53% | 1.42 |
| ④中リスク分散 | オルカン60%+NASDAQ100 20%+金20% | 14.28% | 6.24% | 1.57 |
| ⑤中高リスク分散 | S&P500 50%+NASDAQ100 30%+金20% | 15.32% | 8.95% | 1.50 |
| ⑦高リスクシンプル | NASDAQ100 80%+金20% | 15.93% | 9.86% | 1.32 |
| ⑥高リスク分散 | S&P500 40%+FANG+ 40%+金20% | 19.42% | 10.63% | 1.66 |
| ⑧超高リスク | FANG+ 80%+金20% | 23.04% | 14.15% | 1.42 |
※FundLabのバックテスト結果。初期投資100万円+月5万円積立。ハイライト(オレンジ背景)は過去データでシャープレシオが高かったパターンです。将来の優位性を示すものではありません。テスト期間はパターンにより異なります。
リスク別の見どころ
安全志向(最大ドローダウン5%以下で抑えたい)
8資産均等型・パターン①②が該当します。8資産均等型はファンド1本で完結する手軽さが魅力。カスタムポートフォリオでは、パターン②(先進国債券40%+オルカン50%+ゴールド10%)がシャープレシオ1.64と安全志向の中で最も効率的でした。
→ 詳細はリスクを抑えたい人向けポートフォリオ【安全志向】をご覧ください。
8資産均等型 vs オールカントリー比較 ▶ FundLabで実際に試してみる
中リスク(リターンとリスクのバランスを取りたい)
パターン③④⑤が該当します。オールカントリー100%(③)はシンプルさと低コストが特徴です。オルカン60%+NASDAQ100 20%+ゴールド20%(④)は効率(シャープレシオ)とドローダウン抑制を両立、S&P500+NASDAQ100+ゴールド(⑤)は米国集中でリターンが高め、それぞれ特性が異なります。
→ 詳細はバランス重視の人向けポートフォリオ【中リスク】をご覧ください。
パターン④ オルカン60%+NASDAQ100 20%+ゴールド20% ▶ FundLabで実際に試してみる
高リスク(リターン最大化を狙う)
パターン⑥⑦⑧が該当します。過去データでは最も高いシャープレシオ(1.66)を記録したのがS&P500 40%+FANG+ 40%+ゴールド20%(⑥)です。FANG+ 80%+ゴールド20%(⑧)は最大リターン23%ですが、ボラティリティ23%・最大ドローダウン14%と最も高リスクです。NASDAQ100中心のパターン⑦はFANG+より分散が効いています。
→ 詳細は高リスク・高リターン志向の人向けポートフォリオ バックテスト比較をご覧ください。
パターン⑥ S&P500 40%+FANG+ 40%+ゴールド20%(シャープレシオ最高) ▶ FundLabで実際に試してみる
全パターンに共通する設計の意図
このシリーズで紹介した8パターンには共通した設計方針があります。
- 金(ゴールド)を多くのパターンに組み込んでいる(①と③を除く):金は株式・債券との相関が低く、少量加えるだけでシャープレシオが改善しやすい資産です。
- パターン①③は金なし:①は先進国債券でリスクを下げる構成、③は「ファンドは1本にしたい」という層向けにシンプルさを優先しています。
- リスクが上がるほど、金の分散効果が相対的に目立つ:高リスクパターンでゴールドを20%組み込むことで、超高リスク(⑧)でも最大ドローダウンを14%台に抑えています。
投資信託の選び方:判断の流れ
ポートフォリオを選ぶ際の大まかな流れは以下の通りです。
- 最大ドローダウンで耐えられる幅を確認する:「何%下がっても持ち続けられるか」がリスク許容度の判断基準になります。
- NISAの枠を確認する:つみたて投資枠(年120万円)でできるのはオルカン・S&P500など主要ファンドが中心。FANG+・ゴールドは成長投資枠(年240万円)対応です。
- 長期投資を前提にする:このページのバックテストはいずれも5年以上の積立を前提にしています。短期売買には向いていません。
- FundLabで自分の条件をシミュレーションする:投資額・積立額・期間は人によって異なります。実際に自分の条件で試してみることが最も確実です。
自分に合う比率をFundLabで試してみる
このページで紹介した全8パターンをFundLabのバックテストで再現・カスタマイズできます。各ファンドの比率を自由に変更し、自分のリスク許容度に合った組み合わせを探してみましょう。最適化ツールでシャープレシオ最大化の配分も計算できます。
よくある質問
NISAで投資信託を選ぶ際の判断軸は何ですか?
このページでは最大ドローダウン・シャープレシオ・年率リターン(CAGR)の3指標で全8パターンを比較しています。各パターンの特性は上記の比較表および各詳細記事をご参照ください。特定の投資判断を推奨するものではありません。
ゴールドをポートフォリオに入れると効果はありますか?
過去データでは、ゴールドを加えることでシャープレシオ(リスクあたりリターン)が改善するパターンが見られました。特にパターン②(先進国債券40%+オルカン50%+ゴールド10%)やパターン④(オルカン60%+NASDAQ100 20%+ゴールド20%)はゴールドなし版と比べてシャープレシオが高い結果でした。
NISAのつみたて投資枠と成長投資枠の違いは何ですか?
つみたて投資枠(年間120万円まで)は金融庁が一定の基準で選定した投資信託のみが対象です。eMAXIS Slim オールカントリーやeMAXIS Slim S&P500などはつみたて投資枠で購入可能ですが、FANG+やゴールドファンドはつみたて投資枠の対象外で成長投資枠(年間240万円まで)での購入になります。
最大ドローダウンとは何ですか?
最大ドローダウンとは、テスト期間中に資産評価額がピークから最も大きく下落した割合です。例えば最大ドローダウン10%は、100万円の資産が一時的に90万円まで下がったことを意味します。長期積立投資では途中の下落局面で売らずに保有し続けることが重要で、最大ドローダウンはその耐えられるかどうかの目安になります。