【まとめ】NISAで投資信託を比較する|リスク別ポートフォリオのバックテスト比較 全8パターン

「NISA口座で何を買えばいいか分からない」——このページはそんな方のために、リスク許容度別に8つのポートフォリオを整理しました。オールカントリー・S&P500・NASDAQ100・FANG+・先進国債券・ゴールドを組み合わせた全パターンをFundLabのバックテストデータで比較します。詳細な検証は各記事へのリンクからご確認ください。

⚠️ 免責事項
本ページに掲載されているリターン・ボラティリティ・最大ドローダウン・シャープレシオの数値は、FundLabが保有する限られた期間のデータをもとに算出したものです。過去のデータに基づく参考情報であり、将来の運用成果を保証するものではありません。投資に関するすべての決定はお客様ご自身の責任において行ってください。投資を検討される際は、ファイナンシャルアドバイザーまたは資格を持つ金融サービス提供者への相談も選択肢です。
※2026年7月24日再計算。計測期間は全パターン共通で2020年8月〜2025年11月、初期投資100万円+月5万円積立です。最大ドローダウンは積立を含む資産評価額の推移に対する高値からの下落率です。

全8パターン一覧比較

パターン構成CAGR最大DDシャープ
8資産均等型バランスファンド1本11.43%2.54%1.37
①超低リスク先進国債券60%+オルカン40%11.85%4.56%1.28
②低リスク先進国債券40%+オルカン50%+金10%15.17%4.39%1.50
③シンプル中リスクオルカン100%21.36%9.28%1.46
④中リスク分散オルカン60%+NASDAQ100 20%+金20%22.56%6.24%1.63
⑤中高リスク分散S&P500 50%+NASDAQ100 30%+金20%24.18%8.95%1.56
⑥高リスク分散S&P500 40%+FANG+ 40%+金20%27.59%9.83%1.56
⑦高リスクシンプルNASDAQ100 80%+金20%24.48%9.86%1.37
⑧超高リスクFANG+ 80%+金20%30.72%13.19%1.34

※FundLabのバックテスト結果。2026年7月24日再計算。全パターン共通の計測期間は2020年8月〜2025年11月、初期投資100万円+月5万円積立です。ハイライト(オレンジ背景)は、この共通期間でシャープレシオが最も高かったパターンです。将来の優位性を示すものではありません。最大ドローダウンは積立を含む資産評価額の推移に対する高値からの下落率です。

リスク別の見どころ

安全志向(最大ドローダウン5%以下で抑えたい)

8資産均等型・パターン①②が該当します。8資産均等型はファンド1本で完結する構成です。共通期間のカスタムポートフォリオでは、パターン②(先進国債券40%+オルカン50%+ゴールド10%)のシャープレシオが1.50でした。

→ 詳細はリスクを抑えたい人向けポートフォリオ【安全志向】をご覧ください。

8資産均等型とオールカントリーのバックテスト比較

8資産均等型 vs オールカントリー比較 ▶ FundLabで実際に試してみる

中リスク(リターンとリスクのバランスを取りたい)

パターン③④⑤が該当します。オールカントリー100%(③)はシンプルさと低コストが特徴です。オルカン60%+NASDAQ100 20%+ゴールド20%(④)は効率(シャープレシオ)とドローダウン抑制を両立、S&P500+NASDAQ100+ゴールド(⑤)は米国集中でリターンが高め、それぞれ特性が異なります。

→ 詳細はバランス重視の人向けポートフォリオ【中リスク】をご覧ください。

オルカン60%+NASDAQ100 20%+ゴールド20% バックテスト結果

パターン④ オルカン60%+NASDAQ100 20%+ゴールド20% ▶ FundLabで実際に試してみる

高リスク(リターン最大化を狙う)

パターン⑥⑦⑧が該当します。共通期間では、S&P500 40%+FANG+ 40%+ゴールド20%(⑥)のCAGRは27.59%、シャープレシオは1.56でした。FANG+ 80%+ゴールド20%(⑧)はCAGR30.72%、ボラティリティ21.85%、最大ドローダウン13.19%で、3構成の中ではいずれも最大でした。NASDAQ100中心のパターン⑦はボラティリティ17.06%、最大ドローダウン9.86%でした。

→ 詳細は高リスク・高リターン志向の人向けポートフォリオ バックテスト比較をご覧ください。

S&P500 40%+FANG+ 40%+ゴールド20% バックテスト結果

パターン⑥ S&P500 40%+FANG+ 40%+ゴールド20% ▶ FundLabで実際に試してみる

全パターンに共通する設計の意図

このシリーズで紹介した8パターンには共通した設計方針があります。

  • 金(ゴールド)を多くのパターンに組み込んでいる(①と③を除く):金は株式・債券との相関が低く、少量加えるだけでシャープレシオが改善しやすい資産です。
  • パターン①③は金なし:①は先進国債券でリスクを下げる構成、③は「ファンドは1本にしたい」という層向けにシンプルさを優先しています。
  • 高リスク構成にも金(ゴールド)を組み込んでいる:パターン⑥⑦⑧はいずれもゴールドを20%含みます。共通期間の最大ドローダウンは9.83%〜13.19%でしたが、ゴールドを除いた同一構成との比較ではないため、効果の大きさはこの結果だけでは判断できません。
バックテストの限界:このページで紹介したデータはすべて過去のものです。特に高リスクパターン(⑥⑦⑧)はFANG+やNASDAQ100が好調だった2020年以降のデータを多く含みます。リーマンショック(2008年)のような大幅下落局面が含まれていないため、過去のドローダウン以上の下落が将来起こり得る点は考慮が必要です。

投資信託の選び方:判断の流れ

ポートフォリオを選ぶ際の大まかな流れは以下の通りです。

  1. 最大ドローダウンで耐えられる幅を確認する:「何%下がっても持ち続けられるか」がリスク許容度の判断基準になります。
  2. NISAの枠を確認する:iFreeNEXT FANG+インデックスはつみたて投資枠・成長投資枠ともに対象です(2026年7月時点)。ゴールドファンド(iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド)は成長投資枠のみの対象です(同時点)。最新は各証券会社のサイトでご確認ください。
  3. 長期投資を前提にする:このページのバックテストはいずれも5年以上の積立を前提にしています。短期売買には向いていません。
  4. FundLabで自分の条件をシミュレーションする:投資額・積立額・期間は人によって異なります。実際に自分の条件で試してみることが最も確実です。

自分に合う比率をFundLabで試してみる

このページで紹介した全8パターンのファンドと比率は、FundLabのバックテストで指定・変更できます。ツールは選択ファンドの利用可能な最新共通月まで自動計算するため、2020年8月〜2025年11月に固定した本記事の結果と異なる場合があります。最適化ツールでは過去データ上のシャープレシオが最も高くなる配分を計算できます。また、選んだポートフォリオの将来資産が1,000通りのシナリオでどう広がるかは、モンテカルロシミュレーションで確認できます。

よくある質問

NISAで投資信託を選ぶ際の判断軸は何ですか?

このページでは最大ドローダウン・シャープレシオ・年率リターン(CAGR)の3指標で全8パターンを比較しています。各パターンの特性は上記の比較表および各詳細記事をご参照ください。特定の投資判断を推奨するものではありません。

ゴールドをポートフォリオに入れると効果はありますか?

2020年8月〜2025年11月の共通期間では、ゴールドを含むパターン②(先進国債券40%+オルカン50%+ゴールド10%)のシャープレシオは1.50、パターン④(オルカン60%+NASDAQ100 20%+ゴールド20%)は1.63でした。ただし、これはゴールドの有無だけを変えた比較ではないため、ゴールド単独の効果を示すものではありません。

NISAのつみたて投資枠と成長投資枠の違いは何ですか?

iFreeNEXT FANG+インデックスはつみたて投資枠・成長投資枠ともに対象です(2026年7月時点)。ゴールドファンド(iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド)は成長投資枠のみの対象です(同時点)。最新は各証券会社のサイトでご確認ください。

最大ドローダウンとは何ですか?

最大ドローダウンとは、テスト期間中に資産評価額がピークから最も大きく下落した割合です。例えば最大ドローダウン10%は、100万円の資産評価額が一時的に90万円まで下がった状態に相当します。積立を含む資産評価額の推移から算出しており、過去の下落幅を確認するための参考指標です。

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