まず全体像:クラスを選ぶだけ・2ステップ・1分で完了
このツールの操作はとてもシンプルです。ファンド名の知識はまったく要りません。
- STEP1:組み合わせたいアセットクラス(資産の種類)を2〜5つ選ぶ
- STEP2:「検証する」を押して、最適配分と均等配分の2パターンを読む
金額の入力も不要で、初期投資額100万円を一括投資した場合として自動計算されます。「株と債券とゴールド、どういう比率で混ぜるのがよかったのか」——資産配分のいちばん大きな問いを、ワンタップで検証できるツールです。
STEP1:アセットクラスを2〜5つ選ぶ
▲ 選択画面。この例では全世界株式・国内債券・ゴールドの3クラスを選択(緑の枠が選択中)
全世界株式・米国株式・国内債券・REIT・ゴールドなど11種類のカードから、気になる組み合わせをタップで選びます。それぞれのクラスは、そのクラスを代表する低コストのインデックスファンドの実績データで計算されます(カードの下に使用ファンドが小さく表示されています)。
STEP2:実行して、2枚のカードを見比べる
「検証する」を押すと、実行前の注意事項(過去リターンに基づく計算であること等)が表示されるので、確認して進みます。数秒で結果が出ます。
▲ 結果の例(全世界株式・国内債券・ゴールドで実行した一例)。数値は対象期間の過去実績に基づく試算値です
| カード | 意味 |
|---|---|
| 最大シャープレシオ | 過去データでリスクの割にリターンが最も効率的だった配分比率(試算値) |
| 均等配分(参考) | 選んだクラスを全部同じ比率にした場合の成績 |
各カードには円グラフと配分比率、そしてシャープレシオ・年率リターン(CAGR)・ボラティリティ・最大ドローダウン・最終評価額の5つの数字が並びます。下には2パターンの資産推移比較グラフも表示され、最終値だけでなく下落局面での違いも確認できます。
ひとつ面白いのは、選んだクラスが結果で0%になることがある点です。これは「過去のこの期間では、そのクラスを混ぜてもシャープレシオが上がらなかった」という意味で、上の画面例でも国内債券が最適配分から外れています。ただしこれはその期間の答えにすぎず、「その資産が不要」という結論ではありません。
結果を読むときのコツ3つ
① 「最適配分」は過去の答えであって将来の答えではない
最大シャープレシオの配分は、計算に使った期間を変えると大きく変わります。「この比率にすべき」ではなく、「この期間はこの資産が効率を引っ張った」という事実の確認として読むのが安全です。
② 均等配分との「差」に注目する
最適配分と均等配分の成績差が小さいなら、細かい比率にこだわる意味は薄かったということです。逆に差が大きいなら、その期間はどの資産を厚くするかが効いたということ。比率そのものより「差の大きさ」が持ち帰るべき情報です。
③ 開始時期を変えて何度か試す
「テスト期間開始」を変えて実行し直し、配分の傾向が安定しているかを確認してください。期間しだいで結果が入れ替わることを体感するのも、このツールの大事な使い方です。
あわせて使うと便利な機能
各カードの「→ バックテスト」「→ モンテカルロ」ボタンで、その配分をそのまま各ツールへ持ち込めます。過去の値動きの詳細(積立した場合など)はバックテスト、将来の確率の幅はモンテカルロシミュレーションで確認できます。また、アセットクラスではなく自分が実際に持っている個別のファンド名で同じ最適化をしたい場合はポートフォリオ最適化をどうぞ。
「何をどれだけ混ぜるか」を数字で見てみる
気になる資産の組み合わせを2〜5つタップして実行するだけ。株だけ・株+債券・株+ゴールドで結果がどう変わるか、見比べてみてください。無料・登録不要です。
本記事の位置づけ
本記事は当サイトの配分シミュレーションツールの操作解説であり、特定の金融商品の購入・売却や特定の配分を推奨するものではありません。表示される結果は過去の実績データに基づく試算値であり、将来の運用成果を予測・保証するものではありません。画面例の数値は一例です。投資判断はご自身の責任でお願いします。