投資信託比較ツールの
使い方を画面で解説

Fund Labの投資信託比較ツールは、気になる2〜3本を同じ期間・同じ計算基準で横並びにする無料ツールです。リターンだけでなく、下落の深さ、回復までの長さ、費用、毎月1万円の積立結果まで確認できます。この記事では、選び方から比較結果の読み方までを説明します。

まず全体像:3ステップで比較

  1. STEP 1気になる2〜3本を選ぶ
  2. STEP 2比較する期間を選ぶ
  3. STEP 3表とグラフで違いを見る

ファンド名が少し違っていても検索できます。「オルカン」「S&P500」のような呼び方や、投資先・指数・運用会社の分類から候補を絞れます。

STEP1:比較したい2〜3本を選ぶ

投資信託比較ツールの設定画面(2本のファンド選択と比較期間)

▲ 初期状態は2本。「+1本追加」で3本目を加えられます

  • 1本目・2本目:検索欄から比較したい投資信託を選びます。
  • 3本目(任意):「+1本追加」を押すと入力欄が増えます。
  • 比較期間:「共通全期間」「直近5年」「直近3年」から選びます。
計算には、選んだ全ファンドのデータがそろう「共通期間」を使います。古いファンドと新しいファンドを比べる場合、古いファンドの長い実績すべてを使うわけではありません。

STEP2:同じ期間で比較する

「同じ期間で比較する」を押し、注意事項を確認して進みます。最初に表示される比較表では、各ファンドの結果を横方向に見比べられます。

投資信託比較ツールの結果表(リターン・最大下落率・回復期間・費用・積立結果)

▲ すべて同じ共通期間・基準価額ベースで計算されます

比較表で最初に見る4項目

  • CAGR(年率リターン):期間全体の増え方を1年あたりに直した数字です。
  • 最大下落率:途中で最も深く下がった割合です。最終リターンだけでは見えない「道のりのつらさ」が分かります。
  • 回復期間:下落の底から以前の高値へ戻るまでの月数です。「—」の場合は期間内に回復していない、または回復期間を計算できない場合があります。
  • 毎月1万円の積立結果:同じ期間、毎月1万円を積み立てた場合の最終評価額です。

信託報酬は基準価額へすでに反映されています。表の料率は、保有コストを横並びにするための参考表示です。

STEP3:グラフと相関係数を読む

投資信託比較ツールの開始月を100とした値動きの比較グラフ

▲ 開始月を100にそろえるため、値段の単位が違うファンドでも値動きを比較できます

開始月を100とした値動き

比較開始時点をすべて100にそろえたグラフです。最終位置だけでなく、下落時にどちらが大きく落ちたか、回復の速さが違ったかを見ます。

年次リターン

年ごとの成績です。平均では似ていても、「同じ年に強かったか」「下落した年が重なったか」を確認できます。

相関係数

値動きの似方を−1〜1で表します。1に近いほど同じ方向、0に近いほど関係が弱く、−1に近いほど反対方向へ動きました。ただし、過去の相関が将来も続くとは限りません。

比較結果を読むときのコツ3つ

① リターンだけで決めない

高いリターンの裏で最大下落率も大きい場合があります。CAGR、最大下落率、回復期間をセットで見ます。

② 期間を変えてもう一度試す

共通全期間と直近3年では結果が変わることがあります。特定の期間だけで順位を決めず、期間への依存を確認します。

③ 似たファンドほど費用と下落時の差を見る

同じ指数に連動するファンドは値動きが似やすいため、信託報酬や積立結果、下落時のわずかな差が比較の材料になります。

気になる投資信託を横並びにする

無料・登録不要。2本選べばすぐ比較できます。

本記事の位置づけ

本記事はツールの操作解説であり、どの投資信託を買うべきかを示すものではありません。結果は過去の公表データに基づく比較で、将来の運用成果を予測・保証しません。分配金、税金、購入時・売却時の費用は考慮していません。

よくある質問

Q. 何本まで比較できますか?
2本または3本です。初期状態は2本で、「+1本追加」から3本目を加えられます。
Q. 比較期間はどう決まりますか?
選んだすべてのファンドに月次データがある共通期間を使います。共通全期間、直近5年、直近3年から選べます。
Q. 最大下落率と回復期間は何ですか?
最大下落率は過去の高値から最も下がった割合、回復期間は下落の底から以前の高値へ戻るまでの月数です。
Q. この比較だけで買うファンドを決められますか?
いいえ。同じ期間の過去データを点検するための資料です。将来の成果を予測・保証せず、特定のファンドを推奨しません。