3つの配分を同じ条件で比べる
初期投資0円・毎月3万円・リバランスなし・開始2020年4月を引き継ぎます。Aはオルカン100%、Bは70:30、CはS&P500100%です。終了月は利用可能な共通データの最新月になり、更新後は記事の数値と異なる場合があります。
入力内容を確認して計算ボタンを押すと、注意事項の確認後に結果が表示されます。無料・会員登録不要です。
同じ期間・同じ積立額で7つの配分を比較
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)とeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を使用しました。以下の比率はオルカン:S&P500の順です。
期間は2020年4月〜2026年4月。初期投資は0円、毎月3万円を72回積み立て、総投資額は2,160,000円です。毎月の積立を指定比率で買い、既存の保有分を売って比率を戻すリバランスは行っていません。そのため、運用中の資産全体の比率は値動きで変わります。
| オルカン:S&P500 | 最終評価額 | 年率リターン | 値動きの大きさ | 最大下落率 |
|---|---|---|---|---|
| 100:0 | 4,173,000円 | 23.70% | 14.33% | -11.50% |
| 90:10 | 4,190,495円 | 23.89% | 14.49% | -11.91% |
| 80:20 | 4,207,991円 | 24.08% | 14.65% | -12.38% |
| 70:30 | 4,225,486円 | 24.27% | 14.82% | -12.84% |
| 60:40 | 4,242,982円 | 24.46% | 14.99% | -13.28% |
| 50:50 | 4,260,477円 | 24.65% | 15.17% | -13.72% |
| 0:100 | 4,347,955円 | 25.56% | 16.15% | -15.78% |
年率リターンと値動きの大きさ、最大下落率は、積立による入金の影響を除いた運用成績で計算しています。年率リターンは毎年この率で増えたという意味ではなく、積立元本に対する利益率とも異なります。
横棒の目盛りは共通で、右端が30%の下落です。月末の値で測定しているため、日中の下落は含みません。
気になる配分を、そのまま計算画面へ
各リンクでは選んだ配分をA、オルカン100%をBに設定します。初期投資・積立額・開始月も上記の条件を引き継ぎます。2配分は同じ終了月で比較します。
2本に分けても、投資先の重なりはなくならない
オルカンは日本を含む世界の株式、S&P500は米国の株式を対象にします。オルカンにも米国株式が含まれるため、S&P500を足すと米国株式への配分が増えます。ファンドを2本に分けたことだけで、異なる値動きへの分散が大きく進むとは限りません。
相関係数は、月ごとの上がり下がりがどれだけ似ていたかを表す数字です。1に近いほど同じ方向に動きやすく、今回の0.97はかなり近い動きだったことを示します。ただし、同じ方向でも上げ幅・下げ幅まで同じではありません。「相関が高い」と「運用結果が同じ」は別です。
投資対象の確認:オルカンの公式商品情報、S&P500の公式商品情報。国別の比率は変動するため、ここでは固定の米国比率を置いていません。
50:50では評価額が約8.7万円増え、最大下落率も広がった
オルカンだけから50:50へ変えると、最終評価額は87,477円増加しました。年率リターンは23.70%から24.65%へ上がりましたが、値動きの大きさも14.33%から15.17%へ、最大下落率も11.50%から13.72%へ増えています。
この期間の併用は、「下落を小さくする組み合わせ」というより、米国株式の値動きを多めに取り込む結果でした。S&P500だけなら最終評価額は約434.8万円ですが、最大下落率も15.78%と大きくなります。評価額だけを見て配分を決めると、途中の下げ幅を見落とします。
年ごとの結果は入れ替わる
2024年のリターンはオルカンが+32.48%、S&P500が+40.78%でした。一方、2025年はオルカンが+20.51%、S&P500が+15.66%で、上回る側が逆転しています。全期間の成績差が、毎年同じように続いたわけではありません。
また、2025年4月を底とする大きな下落では、オルカンは2025年1月の高値から11.50%下落し、S&P500は2024年12月の高値から15.78%下落しました。どちらも月末データでは2025年7月に以前の高値を回復しています。相関が高い2本を持っていても、この局面の下落を避けることはできませんでした。
「両方持つ意味」を自分の目的で点検する
米国株式の比率を自分で調整したいなら、併用によって配分を変えられます。一方、値動きを抑えたいなら、本数よりも組み合わせた後の下落率を確認することが大切です。債券を混ぜた場合やゴールドを混ぜた場合とは、分散の効き方が異なります。
まず100:0、70:30、0:100を同じ画面で比べ、次に50:50などへ変えてみてください。「最終評価額」「最大ドローダウン」「下落局面の回復までの月数」を一緒に見ると、配分を変える意味を整理できます。
自分の条件で確認する手順
- 下の比較ボタンからバックテストを開き、初期投資・積立額・開始月とA/B/Cの配分を確認します。
- 計算を実行し、評価額だけでなく最大ドローダウンと下落局面一覧を見ます。
- 開始月や配分を変えて再計算し、特定の期間に結論が偏っていないか確かめます。
3つの配分を同じ条件で比べる
初期投資0円・毎月3万円・リバランスなし・開始2020年4月を引き継ぎます。Aはオルカン100%、Bは70:30、CはS&P500100%です。終了月は利用可能な共通データの最新月になり、更新後は記事の数値と異なる場合があります。
入力内容を確認して計算ボタンを押すと、注意事項の確認後に結果が表示されます。無料・会員登録不要です。
よくある質問
計算方法と読み方の注意
各ファンドの公表データを用いたFundLab独自集計です。全配分で両ファンドの共通期間を使用し、相関係数は2020年5月〜2026年4月の月次リターンから算出しました。上の表とリンク先のバックテスト比較は同じ計算処理を使っています。
基準価額に反映済みの運用費用は含まれますが、購入・売却時の手数料や税金は別途計算していません。月末データによる比較であり、実際の買付日や取引条件とは異なります。この約6年の結果だけで、過去のすべての暴落や将来の下落への耐性を判断することはできません。
元本や将来の利益は保証されません。特定のファンドや配分の購入を推奨する記事ではありません。